気の科学&東洋医学:気発生方法と治療 </i>)
alps4.jpg
                Title: 気の科学&東洋医学:気発生方法と治療
概要
    主に,気/トーションフィールドの発生・制御方法と治療応用について述べる。新しい治療方法,気工学治療を提案している。動物実験により,体力・炎症・腫瘍・免疫機能などに効果が現れていること,人への気照射実験の有意な結果から, 有望な治療方法であることを確信している。また気工学の発展による未来技術の可能性について言及している。
    本サイトの主な目的は,著書の正誤表を載せること,著書に書きそびれたことを書くこと,新しい情報を書くこと,などである。
Last revised, April 8, 2024: 青木孝志

English page (Qi/Torsion Field Generators and Therapy) preparing:


      少しづつ書いていきます。ゆっくりで済みません。



目 次

  1. 著書紹介
  2. 本書の中の幾つかの要点,
  3. 気発生器による治療効果例
  4. その他の付加的説明など
  5. 気の種類を調節/調合する方法
  6. 気/TFの物理的特性とその関連(まとめ)
  7. 水晶などの薬石による治療の初歩的な本
  8. 水晶工学の参考書
  9. 気工学の可能性/展望
  10. 著書に書きそびれたこと
    1. 瞑眩反応追跡法に関する付記
    2. 誘導放出照射法
    3. 水への照射と利用方法
    4. コロナ
    5. 頭痛と薬剤
    6. 睡眠時の気発生器
  11. 著書の正誤表
  12. 装置の販売
  13. 装置の製作について
    1. オーディオアンプ
    2. E級アンプ
    3. X-cut水晶の製作
    4. 可能性ある加工業者
    5. 製作上の注意1
    6. 製作上の注意2
    7. 製作に課するその他のこと
  14. 装置の使用上の注意
 ・文献/著書


1. 著書紹介


◦「活力・集中力・喜びが湧く 気のパワー発生器の作り方と治療―無電源ハイパワー型(仮題)」

 本書は著書「気とデバイス」(全10章,118頁)の増補・改題版(全18章,209頁)である。前著を少しリライトするとともに,新たに91頁の増補を行った。
 何故,病院に行っても病気が治らないのか,あるいは10年以上も西洋医学の薬を飲み続けているのに何故治らないのか,というような疑問であるとか,人が健康で快適に生きるのには,本当は(効かないその治療とは別の)何が必要なのか,といった疑問がわくことがあるだろう。 …もっと詳しく読む

◦「気の科学&東洋医学: 気とデバイス」

 電子回路を使う気発生器,すなわち有電源型の発生器は,電子工学の専門知識がないと製作困難である。そこで,前年,専門知識なしで作れるように,電気を使わない方式の気発生器,即ち,無電源型の気発生器を提案した。本書は,その後,さらに進めた研究内容についての記述を行った。…もっと詳しく読む
 「デバイスの製作と使用のヒント」はここをクリックして下さい。

◦「気の科学&東洋医学: 気のつくり方 使い方」

 気功施術者の発する気は,気あるいは外気と呼ばれるが,本書は,人工の気/外気発生器の作り方と使い方を提供している。電子回路や電気を使う方式は既に述べたので,本書では主に使わない方式(電源不要方式/無電源方式)の発生器にフォーカスした。高校生くらいの工作スキルがあれば製作可能である。使い方が重要なので多くの頁を割いて説明した。…さらに読む

◦「気の科学&東洋医学: 形状に起因する気の探求と治療」

 著書[1-4]では,物質のスピンおよび振動に基づき発生すると考えられる気とその応用について述べた。本書では,形状に起因すると考えられる気とその応用について述べる。

 蜂の巣やそれに似せて作った人工的蜂の巣形状が気を発することはグレベニコフにより報告されている。彼は,紙を溶かして作ったスーパーストアの卵容器(たこ焼き器のように半球型へこみが10個ほど並んでいる卵包装用の容器),その他いろんな形状が気を発生することを図を描いて記述している。 形状に起因する気(形態場)について研究を始めるのには,ピラミッド形状から入っていき,順に拡張していくのがよいであろう。…さらに読む

◦「フィールド・メディスン: 生命場 気フィールドのモードと周波数による新しい治療」

 本書の第一目標は,自分の不調・病は自分で治し気力・元気度・QOLを高め,医者要らずの生活にすることである。フィールド・メディスンとは,原子・電子のミクロなスピンとバイブレイションに基づくと考えられる気/気フィールド(気場)を使う新治療法であり,とても強い味方になるでしょう。

・癌の三大医療とは,抗がん剤と放射線の使用および切除という方法である。ある医師は,現代医学をやっている時から、薬で抑えつけたり、手術で取ったり、放射線で叩いたりする今の医療のあり方に対して、“なんか違うぞ”とずっと疑問を持っていた,と述べている。

・私も同様なことを思い続けてきた。私の三大医療とは異なる癌への対処法は,本書の中に書いた。それは動物実験で得た根拠による方法である。そのための治療器を製作するとき最も作りやすい方法の一つも詳述した。 …さらに読む

◦「気の科学&東洋医学:  気の探求と応用:入門編」

 下記の著書4「気の科学&東洋医学: 気の探究と応用」(専門編)は,専門の研究者用に書いたので,かなり専門的でハードな書き方になっている。本書は,これに対する,いわば入門的な位置づけの著書であり,できるだけ分かりやすく平たく表現してある。…さらに読む

◦「気の科学&東洋医学:  気の探求と応用:(続)入門編」

    上記の著書「気の科学&東洋医学: 気の探究と応用:入門編の続編として,気を強く発生させる方法,竜巻効果,卵型容器の不思議,気の調合・調整,してはいけない注意点,その他について述べた。…さらに読む

◦「気の科学&東洋医学:  気の探求と応用」 ←これは専門編です。

    気の工学的探求とその応用について述べる。気(Ki)は、外国では、トーションフィールド、その他の名前で呼ばれる。応用としては、筆者が開発した(外)気発生器についての、マウス/ラット/家兎等の動物や人体など生体への影響、及び水/アルコール飲料などの非生物への影響についての実験結果を報告する。この外気発生器は東洋医学的気治療器としても使うことができる。
 気(トーションフィールド)は、例えば、エネルギー、浮揚などのさまざまな応用面に発展する可能性を秘めている研究分野であることを述べる。…さらに読む



2.本書の中の幾つかの要点


    本書の中に述べた内容から幾つかの要点を抜粋して述べる,また,その他の関連事項も追記する。
  1. 気の別名
        日本において「気」と呼ばれるものは,外国ではトーションフィールドと呼ばれたり,その他に十種類以上の異なる名前で呼ばれたりしている。 その中には第五の力と呼ばれる用語もある。第五の力とは,気が作用したときの現象であるとする研究者もいるし,また第五の力は気であるとされることもある[1-2]。

  2. 自然界の気
        自然界の物質は,強弱の差はあるが,それぞれの物質に特有の気を発している。人体に対し特に強い刺激を与える気を強気性物質と呼ぶ[2]。強気性物質に属する物質には,水晶やガーネットなどが存在する[2]。

  3. 人体の発する気
         人体からは気が発生している。気功師は特に強い気を発生することができ,発生する気の制御ができる。鍛錬により気の制御能力が向上する[2]。

  4. 人工の気
        気は人工的に作ることが可能である。 著書は,人工的な気の作り方に焦点を当てたものである。それと同時に作用効果についても述べている。

  5. 気の検出器
        気を検出する科学的測定器は,まだ開発/市販されていない。今のところ人体が最も良い検出器である。そこで,人体による気の検出方法について述べた。私の経験によれば,多くの人が,この方法で検出可能であった[2]。

  6. 人体による気の検出方法
        幾つかの方法がある。@指先にカーボンステイックをもち空間を移動させたときの気による粘性抵抗を見る方法、A印堂穴に発生する生理心理量を用いる方法,B労宮穴を用いる工法,Cだん中を用いる方法,Dその他。
     鍛錬により気の検出能力が向上する[2]。

  7. 気の反射および透過現象
        気の反射/透過特性について研究したことを述べた。これが分かってくると,この特性を利用して,気を収束させて強くすることができる。それにより気の作用効果が向上する。

    QiReflect.jpg
    Qi:入射する気,Qr:反射する気,Qt:透過する気,M:材料。


  8. 気の吸着現象
        気をよく吸着する物質がある。この特性も利用すると,気をさらに強く収束させて強くすることができる。反射収束器がそれである[1]。

  9. 気の高性能反射収束器
        高性能の反射収束筒はCarbon-doped FRP等を使用して製作する。気の強さを非常に大きくする効果がある[1-2]。
    FRPcylinder.jpg
    高性能反射収束筒


  10. 気の発生
        水晶をピエゾ電気共振させると非常に強い気が発生する。水晶は球などを用いる。気は発生方式により異なる気が発生するので,水晶の共振によって発生させた気をEQR(emission from quartz resonance)と呼んだ。EQRは,可視光線/赤外線/紫外線/フォトンなどの電磁波でもなく,超音波,放射線等,既知の物理量ではない。気である[1-2]。

  11. 気の発生源の水晶球[1-2]
        水晶は結晶軸の光学軸で支持する必要がある。それにより水晶球は高電圧を発生し力強く共振し強い気を発生する。下図で,A:水晶球,B:ハの字電極,C:支持基盤,D:水晶球支持具,E:電極端子。

    electrodes.jpg
    水晶球励振方法
    上述のように,この共振法により発生させた気をEQR(emission from quartz resonance)と呼ぶ。

  12. 気調整器(Modifier)
        発生した気EQRは少し硬いので,生体との親和性を高めるために気調整器(Modifier)を使う。モデイファイアーは通常セラミックスが用いられる[1]。

  13. 水晶球ドライバー
        水晶球をドライブするには,高性能の発振器が必要であり,DDS(Direct Digital Synthesizer)を用いる[1]。

  14. EQR照射効果
        EQR照射効果は,動物実験では免疫機能を向上させ,腫瘍/炎症を抑制し,スタミナ/体力の向上が得られている。ヒトに対しても治療効果が現れる。その幾つかの例を示した[1-2]。

  15. 人工の気EQR照射による水/アルコール飲料の変化
        EQRを水/アルコール飲料に照射すると,性質が変化する。NMRスペクトル,粘性係数の変化の点から調べた結果である[1]。

  16. 人工の気EQR照射による水/アルコール飲料の変化の時間過程
        EQRを水/アルコール飲料に照射すると,性質が時間と共に変化していくが,照射時間が約25-30分で,その変化は飽和状態になる[1]。

  17. 気は磁場と同方向に,電場と垂直方向に動く
        気の電磁場中の振る舞いを調べたところ,気の流れは磁場と同方向に,電場と垂直方向に動くことが分かった。これは荷電粒子の動きとは逆である:即ち,運動している荷電粒子は磁場と垂直方向に力を受け,電場と同じ方向に力を受ける[1]。

    /気の流れ // 磁場
    /気の流れ ⊥ 電場


  18. 気の磁場による収束
        上記の気の流れは磁場と同方向に動くという性質を利用して,気の流れを収束させることが可能である。下図は,気発生器の出力口に収束用磁気コイルをつけて収束させている場合の模式図である。物質に照射する研究の時に使用する[1]。
    converge.jpg
    気の磁場による収束


  19. 気発生源の物質に磁場をかけると発生する気が強くなる。それは,磁場の周波数に依存し,周波数が高いほど磁場の強さは小さく済む。しかし,生体にとっては周波数と強度の適正範囲がある[1-2]。

  20. TF(torsion field)の分野ではNIC(無誘導コイル)は重要な働きをしている。(従ってFE分野にても同様であると推測される)[1-2]

  21. NICは磁場を放出しないが気場を放出する。これをENIC(emission from non-inducton coil)と呼ぶ。ENICを使って気の流れを収束させることができる[1]。

  22. NICによる気場ENICを作用させると気発生源から発生する気場は強くなる。それは,周波数に依存する[1]。

  23. 気のNICによる収束
        気の流れはNICを用いて収束させることが可能である。下図は,気発生器の出力口に収束用NICつけて収束させている場合の模式図である。物質に照射する研究の時に使用する[1]。
    NICconverge.jpg
    気のNICによる収束




3.     気発生器による治療効果例

    著書「気の科学&東洋医学: 気の探求と応用」(専門編)には,気発生器による治療例を掌蹠膿疱症やその他の症状に対し記したが,カラー写真にしたいところをコスト削減のためモノクロ写真で掲載した。カラー写真の方が分かりやすいので,ここに掲載する。
ShosekiNohosho.jpg
掌蹠膿疱症(著書[1]のモノクロ写真のカラー版)
 患者(56歳,男,掌蹠膿疱症)は,上述の著書に述べた装置を用いたEQR治療を始めたのは1996年11月からであるが,その約3年前の1993年6月に発症している。初め左手親指にかさぶたができたので勤務先の保健室へ行き,そこで渡された塗り薬を使ったところ1〜2週間で治癒する。しかしすぐ再発しM病院に通院。そこで,リンデロンVG塗り薬等を使用するが,左右の両手に湿疹が拡大する。

 そこでS病院に変えたものの,さらに足に拡大する。ここで検査とさまざまな薬の治療を受けるが,一層憎悪する。両手両足がかゆくなって水泡ができる。それが破れて膿が出るという繰り返しとなる。薬を塗り常時包帯をする。やがて全身の皮膚に波及する。目は上まぶたが腫れ上がりものもらい状態となる。

 そこで,某大学病院に診察に行くとすぐ入院するようにとのことで入院。そこではステロイド剤による治療がなされるが,その時は一時的に少し良いような感触があっても後一層憎悪する。全身に赤いブツブツで,それが盛り上がり,あちこちずるむけ状態で血がにじむ。爪は盛上がりゴツゴツと岩のような外観を呈し,表面が剥離する。指先はむけて痛いので包帯をし手袋をはめている。入院した大学病院の検査では原因不明とされ,治す方法が不明とされたため,西洋医学に見切りをつけ退院した。

 退院後,玄米ご飯,AOA食品,各種漢方薬(塗布薬,飲み薬)など始めたがさしたる変化なし。全身のかゆみに耐えられない,という状態でEQR治療を開始した。写真2は,EQR療法を開始した頃の写真であり,(a)は脚部,(b)は足の裏,(c)は左腕の状態を示している。写真2(a),(c)のような発赤が身体のほぼ全体に渡り見られる。

 この患者は,求めに応じてEQR治療を行い著効が得られた。皮膚は完全にきれいになった。治療方法は,それなりのコツと洞察力が必要であるが,その著書に詳述した。特に適正部位への照射が重要である。

4.     その他の付加的説明など

  1.     528ヘルツの気を創りたいですか?


        528Hzの気は,興味深い気である。もちろん治療効果もある。この気を創るには,文献/著作[1-2]の非共振型を使うとよい。電流値をかなり大きくする必要があるので,水晶ユニットの容量を大きくしてやる必要がある。作り方の詳細は改訂版(出版予定)に記す予定。

        気の感触を言葉で述べるのはむづかしいが,楽器の音に例えるならば,例えば80kHzはフルートの音色であるのに対し,528Hzは太鼓の音の感じである。人によっては腹部に響くであろう。

        なお,528Hzが特別な周波数であるかどうかはわからない。その周辺の周波数でも同様な治療効果が得られる。研究されたい。

  2.     モーツアルトの気を創りたいですか?


         この気を創るには,文献/著作[2][1]の非共振型を使うとよい。水晶積層ユニットにモーツアルト曲の信号を入力すれば,その音楽信号で水晶積層ユニットをドライブ可能である。もちろん他の音源を用いてもよい。 この場合は多くの周波数が入っているので,どの周波数が効いたのかわからなくなるが,この方法で音楽信号で作られた気が与える影響を研究することはできる。

  3.     電子部品のコンデンサを発生源として使うのは危険


        気を発生するのに非共振法[1-2]があるが,その気発生源は水晶積層ユニットであり,これは水晶を誘電体としたコンデンサとみなせる。

        従って,市販のコンデンサを気発生源に用いることも一応可能ではある。ところが,それらは生体にとって有害な気を発生する。特にセラミックコンデンサは最も危険である。高誘電率系セラミックコンデンサ誘電体にはチタン酸バリウムが使われているが,この材料はとくに有害な気を発生する。数100mAくらい流してみれば,そのことが顕著に分かるであろう。市販のコンデンサを気発生源としては,決して用いないように。

  4.     気発生源物質として最良の物質は何か


         人体に親和性があり治療に使える気発生源物質は,私のテストした範囲では水晶(結晶性の石英)が最も良かった。

         様々な物質を用いて気を発生させることができるとはいえ,水晶が最高の物質なのである。溶融石英は好ましくない。結晶水晶を使うことを薦めたい。

  5.     水晶をドライブする周波数は商用電力の周波数でもよいか?


         商用電力周波数は50-60Hzであるが,この周波数でも,もちろん治療効果がある。しかし,発生する気は弱くなるので,水晶に流す電流(非共振法[1-2]における電流)をかなり大きくしてやる必要がある。この周波数で発生する気の性質は温和な感じになる。

         なお,DCを印加しても気は発生し,治療効果を有するが,高電圧にする必要がある。発生する気の性質は冷ややかな感じである。あまりお勧めではない。

         一方,MEIL方式[1-2]を用いるなら,LEDを目的の周波数でドライブすればよい。この場合も発生する気はあまり強くはならないが,5WクラスのLEDを3個くらい用いて水晶球に光入力すれば治療に使える。LEDを用いると少し硬い感じの気になる。

         LEDをドライブするにはFETがよいであろう。スパイクが出ないようにきれいな波形にされたい。LEDを用いることのメリットはかなり低い周波数(例えば8ヘルツなど)も可能になることである。

     磁場を印加する方式[1-2]の場合は,コイルに流す電流を商用電力(50-60Hz)を,そのまま入れてやればよいが,この場合もかなり大きな電流を必要とする。電流というよりアンペア/ターンと言った方が良いかもしれない。

  6. 気発生器から放出される気を人体に照射するとき裸になる必要があるか?

         気は衣類を簡単に透過するので,着衣のまま,その上から気照射しても全く構わない。しかし布団や座布団のような分厚いものの上から照射するときは布団や座布団が持っている固有の気が誘導放出作用[1-2]により加わるので水晶からの気が弱くなる。従って,あまり分厚いものは避けた方が良い。裸になる必要はないが通常の厚みの衣類はまとっていて差しつかえない。
  7. 様々なタイプの気発生器[1-2]のうち最も治療効果があるのはどれか?

     (この項目,まだ書きかけです。)


5.     気の種類を調節/調合する方法

 治療を行うにあたって,気の種類を調節/調合したい場合は下記1-4の方法を用いる。1-3は,共振型および非共振型気発生器[1]の場合であり,[4]はMEIL型気発生器[1]の場合である。
  1. 誘導放出を用いる
  2. 周波数を変える
  3. 気発生源の材料を変える
  4. MEIL型の場合:
(書きかけ)


6.     気/TFの物理的特性とその関連(まとめ)

著書[1-3]におけるTorsion field (TF/気)に関する実験結果から,主に物理的特性と,その関連事項についてまとめる。

  1. TF/気-fieldは,金属(鉄,鉛,銅,アルミなど)や非金属(水,炭素,プラスティックなど)で囲っても遮蔽することはできない。この現象は,重力が遮蔽できないことに似ている。例えば,ボールを金属箱でできた密閉空間内に入れてもボールには重力は働くようなものである。[1]

  2. TF/気は,金属の光沢面(鏡のようなピカピカと光っている面),とくにステンレス(SUS)の光沢面で最もよく反射する[1-3]。この性質を利用してTF/気を収束させ強くすることができる。なお,通常のミラーはSUSより反射力が弱い。

  3. TF/気の流れは,磁場Bの方向に進み,電場Eの方向と直角方向に進む。これは荷電粒子の流れとは対照的である。因みに荷電粒子はBと直角方向に進み,Eと同じ方向に進む[1]。    

  4. TF/気の流れが,磁場Bの方向に進み,電場Eの方向と直角方向に進むという性質を利用してTF/気の流れを収束し強くすることができる[1-3]。

  5. TF/気は,カーボン,黒鉛,水に吸着・吸収される[1-3]。この性質を利用して強いTF/気の空間と強いTF/気の発生器を作ることができる。

  6. 物質は,その物質固有の特色あるTF/気を発生する[1-3]。物質により発生するTF/気の種類が異なる。

  7. 物質はTF/気を受けると,それに誘導されてその物質固有の気を発生する。この現象を誘導放出とよぶ。この現象を利用してさまざまな気発生器を作ることができる[1-3]。

  8. 空気を螺旋回転させるとTF/気が強くなる[3]。

  9. 水晶などの物質が,天然のままでTF/気を発生する原因のひとつは,ミクロなスピンと振動によると推定される[3]。

  10. 太陽からはTF/気が送られてきている。それは南中時に最も強くなり,夜は弱くなる[1]。

  11. 物質を機械的回転あるいは振動させると気が発生する。特に磁石群の回転あるいは振動では,非常に強いTF/気が発生する[1-2]。サールの装置は巨大なTF/気発生器である。

  12. TF/気-fieldは液体(水・アルコール飲料など)のNMRスペクトル及び粘性係数を変化させる[1]。この実験結果は,TF/気場というものが明らかに物理的に実在することを示している。。

  13. 無誘導巻きコイルや無誘導配線は,強いTF/気-fieldを発生する。しかし,この気場は生体との親和性がよくない[1-3]。

  14. 電子部品のコンデンサーは,強いTF/気-fieldを発生する。この気場は生体との親和性がよくない。場合によっては危険である[2-3]。

  15. その他,省略。

7.     水晶などの薬石による治療の初歩的な本

    水晶や薬石を,そのまま使っても微弱ながら気を発しているので,それなりに治療効果がなくはない。下記に挙げた書物は,電気を使わない方法による治療効果について記されている。この種の書物は,以下に挙げただけではなく他にも多く存在する。



8.     水晶工学の参考書


    比較的古い時代の本が役立つ。多分,大学図書館にある。たまに古書店に出ることもある。



9.     気工学の可能性/展望


 気の工学的研究を進めると様々な可能性/展望が開けそうである。
  1. 人工の気EQRを動物に照射した効果として,免疫機能を向上させ,腫瘍/炎症を抑制し,スタミナ/体力の向上が得られている。このことは人体に対しても成り立つと考えると治療分野で大きな可能性を示唆しているであろう。

  2. 人工の気EQRを水やアルコール飲料に照射すると,その性質の変化がおこる[1]。従って気を何かの物質に作用させることによる何かの変化が起こりそうである。

  3. 気は物質の回転/振動により発生する[2][1]。これは,ミクロな領域におけるスピン/振動によっても起こることを示唆している 。

  4. 製作した磁石回転システムは,強いTFを発生した。治療に用いることができた。英国の磁石回転システムSEGも強いTFを発生し治療に用いることができるが,SEGの著しい特徴は浮揚することである[1]。

  5. 物質を回転させると気が発生するが,早坂(東北大)は,ある物質を回転させると右回転でその物質が軽くなることを発見している[1]。彼は第五の力に言及している。

  6. 磁石を回転させると強い気を発生するが,ロシア科学アカデミーにおける実験では,磁石を右回転させると軽くなることが報告されている[1]。
 以上の事柄を全て合わせて考えると気工学の発展は,将来的に大きな可能性を有すると考えられる。急がなければならない。



10.     著書に書きそびれたこと


著書[1-6]に書かなかったこと。

(a) 瞑眩反応追跡法に関する付記
 著書[6]の「気のつくり方 使い方」の第8章 瞑眩反応追跡法へ付記する。
 著書[6]のなかの図4.7.2〜4.7.3のディスク型気発生器は,瞑眩反応追跡法に用いることができる。その一つのデバイスを下図に示してある。このデバイスを図8.3.1の丸印(〇)のところにあてがってみるとよい。このデバイスを固定するには,例えばシャツの表面に粘着テープで貼り付けるとか安全ピンで固定する方法もあるだろうし,その他,自分で考えられたい。
 このとき下記(2)の誘導放出照射法を使うと一層効果的になる。
hankachi.jpg
ハンカチにくるんで使う実用レベルの気発生器([6]の図4.9.1)。
直径110mmで小型である。


(b)誘導放出照射法
 下図に示すように着ているシャツSの表面にディスク型気発生器Dをあてがい,その上から有電源式発生器Gから発生した気Qを照射すると,非常によい効果が得られることがある。
yudo.jpg
誘導放出照射法
S:シャツ,D:ディスク型気発生器[6],Q:気,G:気発生器。

 この方法は,とくに気の種類が変わるので,いままで響かなかった部位がよく響くようになったりする効果がある。気のモードを変えて治療効果をあげる方法である。

(c) 水への照射と利用方法
 著書[1]の第6章に書いたように水に照射すると水の特性が変わる。これは,気発生器の気の照射により,水に気が入るとでもいうと分かりやすいでしょう。気功水と同じ働きをする水ができる。気功水よりパワフルである。敏感なひとなら,下図のようにして気を入れた水の気を感じるでしょう。
Water.jpg
気発生器の気を照射した水。


 この水を飲むとバイタルエナジーが充実してくる。身体が衰弱しているひとや弱い人には効き目が良く分かるでしょう。元気で健常な人はほとんど何も感じない。飲む場合は継続して何日か続ける。飲む分量は微量では効かない。人によりけりであるが,例えば一日1リットルくらいの人もあれば,もっと多い人もある。

 水に照射する時間は,著書[1]の実験結果からいうと,25分〜30分とれば大丈夫である。照射方法は著書[3]のFAQのところに詳しく書いてある。気は水との親和性がよく,非常によく気が吸着される(吸着という言葉は適切ではないが平たく言っておく)。

 水に気を入れるのに使う装置は,EQR装置[1],水晶片積層ユニット型治療器[4],著書[5]の第9章に述べる装置,等々を用いれば良いでしょう。

(d) コロナ
 私の個人的な話。風邪とインフルエンザは,気発生器で対応してきた[4]。ウイルスが侵入しても気発生器の照射によりマクロファージなどの免疫機能が急峻に超アクティブになり,発症しなくなる。照射のコツがある[4]。気発生器の巧みな使用で,私は,もう20年以上,風邪・インフルエンザをひいていない。
 小生の場合は,微熱が出たとか,のどなどに何らかの不快感が起こった時にはすぐ発生器を使用して治ってしまうので(対処法は[4]),コロナに感染したという証明を取る必要も暇もないというのが実情である。

(e) 頭痛と薬剤
 頭痛を鎮痛剤で治すというやり方は,鎮痛剤の作用機序と副作用を知れば知るほど,絶対に避けたいと筆者は思う。頭痛の原因が投薬によるものがあることもよく知られている。気発生器による頭痛治療については著者[4]のpp.158-161に述べたが,薬剤は絶って行った治療である。薬剤を止められない人は気発生器は使わないようにされたい。止める場合は自己責任である。なお薬剤は絶っても,その作用効果が完全に抜け切るまで数週間かかると言われているが,1〜2日絶ったら気治療器の照射は始めたらよい。いずれにしても,総て自己責任で,よろしく。

(f) 睡眠時の気発生器
 著書[6]の第7章の図7.1では,気発生器は1台しか描いてないが,2台使ってもよい,としてある。しかし,2台使う場合の図は,様々なケースがあるため描いてない。自ら工夫されたい。自分にとって,最も良い方法を導き出すとよい。気の最適強度にしても個人差があるので,試行してみて導き出せばよい。
 なお,過剰照射を避けるためには,曜日によって照射しない日を設けたり,照射位置を百会とか,後頭部などへ変えたりした方が良いであろう。


11. 著書の正誤表

正誤表
著書 頁,行
気の探究と応用(入門編) 25p. 下から6行目 CES CSE
気の探究と応用(入門編) 61p. 図6.3.2 ジルコア ジルコニア
気の探究と応用 17p. 上から19行目 出 「版) 出版
同上
27p. 下から2行目 (1)および(2) (2)および(3)
同上
76p. 下から9行目 宗教心理出 宗教心理出版
同上
107p. 下から7-8行目 投与前および投与後 投与後および投与前
同上
107p,図4. 下から2行目 照射前および後 照射後および前
気の探究と応用(続・入門編)
-
-
-
フィールド・メディスン: 生命場 気フィールドのモードと周波数による新しい治療 113p,下から5行目 まとめ(第4章) まとめ(第6章)
同上
123p,図.7.6.2および125p,図7.9.1 Eが抜けている。 Cを挟む二本の傾斜線がEである。
気のつくり方 使い方
-
-
-
気とデバイス 92p,上から5行目 Y軸 Z軸




12. 装置の販売

 ご注意:上記の著書にも記しましたように,本治療器の製作方法を詳述してあるとはいえ,これは研究用であり営利を目的としていません。商品化はなさらないようにしてください。あくまで個人用に製作され研究に使用なさってください。治療器の販売は認可が必要です(薬機法)。
 Warning: The information described here how to make generators for therapeutic use is intended only for your academic research activities, not for a commercial profit-making use. If you sold the therapeutic apparatuses/tools without permission by your country’s government, it would be illegal.

13 装置の製作について

・装置は,原則として自作なさってください。自作が安価です。
どうしても研究用に完成品が入用な場合は,知人に製作を依頼してみます(私には製作時間が取れないので)から,治療器の用途・必要性とあなたの簡単なご紹介を書いてご連絡ください。

以下,自作の場合について

a.オーディオアンプ:
 最も簡単な方法は,周波数に限界がありますが,秋月電子や共立電子等々で売られているオーディオ用のアンプモジュール(or キット)を使うことです。出力は10Wくらいあれば十分と思います。アナログでもデジタルでも良いでしょう。オーディオアンプの周波数の上限は100kHz前後でしょうが,もちろんこれで良い治療器はできます。

b.E級アンプ
 E級アンプを使えば,自作が必要ですが,100kHz以上の高い周波数まで可能となります。参考書がいくつか出版されていて,回路図が記載されています。アマゾン・本で,「パワーMOS FET」で検索なされば良いです。
 例えば「パワーMOS FETの高速スイッチング応用」では,その40pに掲載されている回路図で良いでしょう。

c.x-cut水晶の製作
 水晶原石は自分で探し自分で購入し,それを加工業者に送って切断加工を依頼することになるでしょう。原石はできるだけ大きめの人工水晶がおすすめです。
 水晶からx-cut板を作るときの切断方向は,拙著「フィールド・メディスン: 生命場 気フィールドのモードと周波数による新しい治療」 の7.4節(pp.118-119)に書いてあります。 結晶面に注意してX方向を決め,その方向に直角方向に切断するように依頼したらよいでしょう。

 研磨業者は,研磨しますか?と聞いてくるから,切りっぱなしでよいと言えば,安価になります。それに業者も仕事が楽になり引き受けやすくなるでしょう。切断加工業者の検索用語は,研磨,加工,水晶,岩石,など,でよいでしょう。

 x-cut水晶は製作したくない人のために,別の方法を開発中です。開発が完了しましたら,此処および次の出版予定書に詳細を書いて公表します。

d.可能性ある加工業者
 実は,私が取引していた加工業者は廃業してしまったのです。そこで昨日,Webを検索してみると,水谷水晶研磨工業http://mizutanisuishou.com/top.html というところが見つかりました。ここに依頼してみたらいかがでしょうか。おそらく,水晶原石は人工水晶を自分で購入し,それを業者に提供してカットしていただくことになります。

e,製作上の注意1
 自作された装置の作用効果が小さいときは,水晶に流す電流が小さすぎるので,改良して大きくされるとパワフルな装置になり,満足のいく作用効果が得られるようになります。自作が成功することを祈ります。

f.製作上の注意2
 電流を大きくして発生する気を強くするとよく効くようになりますが,過剰照射になってしまう危険があります。気功師の気よりも何倍もつよいので注意すべきです。過剰照射は身体のバランスを崩します。あまり強くないレベルで使い,また長時間の照射をしないようにして過剰照射を避けてください。強い気を発生するタイプを作るのは自己責任です。

g.製作に関するその他のこと
・(2021.7.7記)中国製のデジタルアンプがアマゾンでとても安価に入手できます。実際に購入してピラミッド構造を用いた外気発生器(治療器)[5]を製作するのに試してみました。大丈夫でした。ちゃんと動作します。ピラミッド構造型発生器は,とても良く効きますので,そのような安価なアンプを使って作ってみると良いでしょう。

・(2021.7.16記)ピラミッド型発生器/治療器([5]の図9.2.10) は,その発生する気のビームが集光(収束)していますので,患部に収束照射して使いたいときに便利です。またこの収束作用のため遠方まで飛びます。ピラミッド構造がレンズのような作用をもっているためです。

・(2021.7.16記)X-cutの代わりに,入手しやすい直径15mmくらいの水晶球を幾つか並べて使用する方法があります。著書[5]の9.2.1節に詳しく説明してあります。

・(2021.8.15記)水晶球を使用するときは,その光学軸(z軸)を決定する必要があります。その方法は,著書[5]のp.221-222に詳しく説明してありますので,参考にしてください。偏光板が必要になりますが,高価なものではなく,アマゾンや100均ショップで見つかるでしょう。

14 装置の使用上の注意



・ちょっとつぶやき



a.だるい/だるさの解決法
 気発生器(治療器)を使ってだるい状態を脱出する方法を書いてみます。だるいとパーフォーマンスが著しく低下します。作業能率が上がりません。すぐ飽きが来て集中できません。早く脱出しないといけません。
 →書くのが遅くなりましたが,この件については,著書「気の科学&東洋医学: 気のつくり方 使い方」の中の第8章に書きましたので,ご覧下さい。

b.バランス照射
 気発生器(治療器)を使って治療するとき,バランス照射が重要になります。東洋医学はバランスの医学なのです。この点について少し書いておきます。
 例えば,仰向けに寝て,足の裏から,あるいはお尻の穴から照射したとします。そうすると気は頭部に集まります。こうなったときは,百会(頭のてっぺんにある経穴)の方からも照射を加え足の方に送って体内の気のバランスをとると良いのです。
 また,例えば,右肩に照射したときは左肩にも少し照射して,左右の気のバランスをとると良いです。

c.電子回路
 E級アンプなど,アンプで苦労していますか?アンプの作り方にについては,いづれ詳しいことを書く予定です。

文献/著書

    [1]青木孝志: 「気の科学&東洋医学:気の探究と応用(2019.6)
    [2]青木孝志: 「気の科学&東洋医学:気の探究と応用」(入門編)(2019.10.15)
    [3]青木孝志: 「気の科学&東洋医学:気の探究と応用(続・入門編)」(2020.6)
    [4]青木孝志: 「フィールド・メディスン:
           生命場 気フィールドのモードと周波数による新しい治療」(2020.10)

    [5]青木孝志: 「気の科学&東洋医学: 形状に起因する気の探求と治療」(2021.6)
    [6]青木孝志:「気の科学&東洋医学: 気のつくり方 使い方」(2022.7)
    [7]青木孝志:「気の科学&東洋医学: 気とデバイス」(2023.10)


    (書くのがゆっくりで済みませんがよろしくお願いします。)

    ↑Page Topへ



    inserted by FC2 system